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2011/11/24

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2011/11/25

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間違いだらけのビジネス英語教育 11

2012/05/15

◎英語学習の3つのポイント

●暗記中心の学習法が英語嫌いを生む
ビジネスマンの中には、「英語大好き」と誰もが認める人が少数ながらいるものだ。だが、その一方で、多くの人が「できることなら使わずにすませたい」と英語への嫌悪感をあらわにする。それも単なる苦手意識というより、極言すれば「英語アレルギー」と言ってもいいような人が多いのである。
なぜ、こんなにも英語嫌いがうまれてしまうのだろうか。
よく言われるように、その原因としては、中学時代からの英語の学習方法の欠陥があげられている。
中学・高校時代の英語の学習法を思い出してみると、その大半が暗記中心で、よく意味を理解できないうちに、授業はどんどん先へ進んでいってしまう。
覚えなければならない単語の数が増えていき、並行して「文法」という厄介な代物が加わってくると、少しずつ興味をなくしていく。リーダーに出てくる文章も、最初は長いものではないから、単語を含めて丸暗記をしようとしても大きな困難はなかったが、暗記を中心にした学習ではそのうち限界が訪れる。文法もほぼリーダーの内容や構文とは関係なく、独立して展開される。このような学習法は、今から考えても学生の理解を助けるものでは決してないだろう。
さらに、学校英語は本来、文章の読解を主体にしたものだから、あっと言う間に文の構造と単語は複雑になっていき、多くの英語嫌い、授業についていけない生徒を作っていってしまうのだ。

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間違いだらけのビジネス英語教育 10

2012/05/08

◎英会話は単語力ではない

●「難解」は難解!?
「どうして英語が話せないと思いますか」
「どうすればもっと上手に話せるようになると思いますか」
私は、ビジネスマン対象の研修で、よくこんな質問をする。
すると、ほとんどの人が、
「もう少し単語力さえあれば、何とかなると思うのだが_」と答える。つまり、こうした人たちは自分が英語を話せないのは、何よりも単語力が不足しているからだ、と思い込んでしまっている。
確かに、社会人になってから2、3年、英語を使わないでいると、いざ英語を話そうと思っても、単語にひっかかってしまうことは事実だろう。
例えば「彼の話は難解だ」という簡単な文章を英語で言ってもらおうとすると、誰もが“His story is _”までは出てくるのだが、「難解」という言葉がそれこそ難解になってしまうため、それ以上は会話が続かなくなる。
そして、英語が話せない人ほど、「この『難解』さえ解れば、何とかなるのになぁ。結局、英語が話せるかどうかは、どれだけ単語を知っているかで決まるものなんですよね」と屈託がない。
だが実は英会話が身につかない原因は単語力でも和文英訳でもない。「難解」という単語にこだわらず、柔軟な発想によって“I can’t understand his story.”という英文が出てくるように頭を切り換えてほしい。
中学時代から営々と「英語は単語だ」と教えられてきた結果、こんな簡単な文章がすんなり出てこないのだ。

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間違いだらけのビジネス英語教育 9

2012/05/01

◎海外留学しても話せない

●基礎力がないと英会話の上達は困難
先日、ある商社で、70人ぐらいの新入社員を対象に英語研修を行った折、「皆さんの中に留学経験のある人はいますか」
とたずねると、1人の社員が颯爽と手を上げたので、英語を少しだけ話してもらったところ、
“Hi Guys!”
と、得意気に話し始めた。身振りはさすがに一人前で、イントネーションも悪くない。明らかに慣れている。だが、続いて出てくる会話はと言えば、
“My name is _” “I am living in _”という決まり文句ばかりだ。
皮肉を言うわけではないが、まるで小学生か、さらには幼稚園の英語だ。実際に、彼と英語でやりとりをしても、案の定、話せるのは全部がワンセンテンスで、簡単な会話だけだった。
現実には、1年やそこら留学したからといってもこの程度なのである。
最近、女子学生などを中心に米英、カナダといった英語圏に短期留学をする人たちが多い。ところが、1年や2年の留学で、ある程度の会話能力を身につけられるのはほんの1割ぐらい。留学すれば短期間に英語が話せるようになるなどとは、全くの誤解である。
留学しても英語が話せない一番大きな理由は、彼らに英語の基礎力が欠けていることである。英会話では、基礎的な力がないと上達は難しい。相当の上級者が留学した場合でなければ、自分の意思をきちんと伝えられるだけの英語力を身につけて帰ってくることなど稀なのだ。

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間違いだらけのビジネス英語教育 8

2012/04/24

◎外国人教師に習ってもダメ!

●短期間でネイティブの会話力を身につけるのは困難
「言葉は習うものではなく、慣れるもの」
とよく言われる。この発想からすれば、私達もネイティブの英語を聞いていれば、自然に本物の英語が身につくということになる。しかし、本当に外国人教師に習えば会話力がアップし、上手に話せるようになるのだろうか。
結論から言えば、「ノー」である。彼らが会話学校で教えてくれるのは、あくまでネイティブの英語。
短期間でネイティブのような会話力を身につける人が、ごく例外的にいるが、そういう人はもともと非常に鋭敏な語学センスを持っていた人で、全体のわずか1~2%にすぐない。
私たちのような普通の日本人が、ネイティブスピーカーのように話すのは不可能と言えるだろう。私の知るところでも、外国人教師の指導がよくて、会話能力が身についたなどという人はほとんどいない。
ところが、私がいつも不思議に思うのは、日本人は外国人教師に習ってうまくならなくても、決して彼らの教え方が悪いからだとは考えないことだ。誰かはうまくなっているのだろうが、自分がうまくならないのは、やはり自分に才能がないからだとあきらめて、学校を早々とやめてしまう。
よくしたもので、英会話スクールというのは、生徒の英語力が上がらなくても、つまりは看板に偽りがあっても、責められることがない。実に珍しい商売である。学費を何期分も前納させるのは、生徒があきらめて挫折することを見越している節さえある。

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間違いだらけのビジネス英語教育 7

2012/04/17

◎英会話スクールの落とし穴

●多くの人が途中でやめていくのが実状
前項で紹介した、KさんやMさんの例でも解るように、英会話スクールに通ったが、少しも上達しなかったという人は実に多い。しかも、1年間続けばいい方で、大半の人は途中でやめてしまう。
このような実態は当の英会話スクールが一番よく知っているはずだ。だからこそ、英会話スクールのほとんどは前金制度を採用している。
多くの人が途中でやめていく理由は、勉強そのものにあまり熱心ではなかったり、忙しくて勉強が続けられないというだけでなく、どうも上手にならないと気づくからなのだ。ほとんどの人が授業を全部消化しないうちに、ダメだと気づき、
「でも仕方ないな。自分の責任だから_」
と思ってやめていく。解約したいけれども、すでにお金は納めてしまっている。
英会話の前金制度には、そんなカラクリがあるのだ。
逆に言うと、40万円、50万円というような大金を前金で納めさせるような学校は信用しない方がいい。10時間分くらいの授業料を前金で要求するのなら、事務手続き上やむを得ないと思うが、20時間、30時間分もの授業料を最初に要求するような学校は、まず金儲け主義だろう。

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間違いだらけのビジネス英語教育 6

2012/04/10

◎英会話スクールに1年通っても話せない

●英会話スクールに通う人が口にするセリフとは
私の知人に、次のような英語再学習経験者がいる。
一部上場メーカーの課長であるKさん(47歳)は、ある決心のもとに都内の有名な英会話スクールに通い始めた。テレビの宣伝でおなじみの英会話教室である。週末の2日間通うことにして受講料は30万円ほど。それから週1回は必ず通うことを心がけて半年以上がたったが、Kさんは冗談まじりに、「いやぁ、うまくなったという実感はないね。ある種の気休めかな。
これは英会話スクールに通う人がよく口にするセリフだ。自分が上達しないことは学校の責任ではなく、自分がいい生徒ではないからだと言うのだ。
「うまくなっている人は多分いると思いますよ。外国人とフリートークだから、きちんと利用すれば役に立つと思うんだけど、何せ僕は単語力がないし、センスもあまりないようなので…」とKさんは言う。

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間違いだらけのビジネス英語教育 5

2012/04/03

◎TOEIC650点でも話せない不思議

●TOEICを受けさせる企業が増えているが・・・
「うちの社員の英語力を上げるいい方法はないだろうか」
「とりあえず、全社員にTOEICを受けさせよう」
今、多くの企業で社員の英語教育や、実務上の英語対策が盛んに議論されている。国際化を迎えた今日、どこの企業でも大なり小なり英語を使った商取引や商談が日常業務に入り込むことになり、英語のできる社員がいないことはそのまま、その企業の業績や商品開発にマイナスの影響力として作用するようになった。どこの企業でも、もっと社員の英語力を上げないと国際競争に勝ち残れない、という危機感をつのらせている。そこで、「とりあえずTOEICでも」ということになるのである。

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間違いだらけのビジネス英語教育 4

2012/03/27

◎丸暗記法は至難の技

●NHKのテキストにチャレンジする人は多いが・・
私は若い頃、ある日、一念発起し、当時第一人者だった東後勝明先生の担当するNHKの英会話中級講座のテキストを買い込み、毎日、欠かさず聴くようにした。そして、よく言われるようにその日習った文章と、単語はとにかく丸暗記しようと努力を重ねた。この学習をほぼ1年間続けた。結果、英語がうまくなったという実感は全くなかった。
私のようにNHKのテキストを丸暗記しようとして失敗した人は案外多い。もともと通信教育は受け身学習で、学習者のレベルや能力に合わせた学習効果が得られないので、長続きしないなどの問題点がある。
確かに丸暗記法で文章をどんどん頭に入れていけば、英語の語感を徐々につかんでいくのは事実である。
「なるほどこういうときには、英語でこう言うのだな」
と、体が英語の語感を受け入れていくことはある。しかし、そういうやり方で楽に体にしみ込むように外国語をマスターできる人はそう多くない。自分で発想の違いや語感を体得できるのは、もともと言葉に対して鋭いセンスを持っているごく一部の人間だけなのである。

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間違いだらけのビジネス英語教育 3

2012/03/20

◎現場の英語を知らないと会社は損

●商社では上司・先輩が英語力をチェック
商社では、実際に英語で仕事をしている管理職が大勢いる。だから、新入社員の英語力がどの程度のレベルにあるのかを、管理職自らが十分にチェックできる。
仕事で必要な英語のレベルを自分で判定できるから、TOEICのような外部の試験評価に安易に頼ったりはしないのである。
さらに商社の新入社員は、上司や先輩が実際に外国人相手に電話で話す要領を聞いたり、英語のファックス通信文を見たり出来るので、この程度まで上手くなれば十分に仕事が出来るのだ、と早い段階で気づいてしまう。つまり、習得のゴールが設定しやすいのである。
例えば先輩から、「国際営業部のA部長っているだろう。英語を話しているのを聞いたことがあるだろう。あの人は入社したときは全然話せなかったんだ。それが、いろいろ研修を受けて2、3年であそこまで話せるようになったらしい。B課長も英語がペラペラだけど、彼女はもともと帰国子女。おまえがめざすのは当然、B課長ではなくA部長ということだ」
と聞かされれば、A部長をめざせばいいということになるわけだ。つまり、この企業の中ではゴールが明確にされているのである。

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間違いだらけのビジネス英語教育 2

2012/03/13

◎実は商社マンの英語はヘタクソ

●海外特派員も英語力はまちまち
一般に、商社などで海外との取引業務についているビジネスマンは、流暢に英語を話しているように思われているが、必ずしもそうではない。商社に勤めていた私の経験からも言えるが、商社マンの英語は上手とは言えない、というより、はっきりいってヘタクソだ。
また知り合いの通信社の記者によれば、海外支局に勤務する特派員といえども、誰もが高い英語力を持っているわけではないようだ。その知人自身は経済部に籍を置いているのだが、海外に何人もいる彼の同僚記者の中には、彼よりも英語力の劣る人間が何人もいると話してくれた。
「仕事のできる特派員が、必ずしも語学力のある人間ということでは決してないんです。仕事の大事な局面では自分なりの英語を使って取材しますが、現地スタッフの協力を得た方がうまくいくことも多いのです。概して自分の英語力に頼ろうとする記者の方が、評価が低いことが多いくらいです」

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